塗装
鈑金作業の工程によって焼けたり剥がれ
たりしたボディに 色を塗り(ぼかし)
を施して周囲のカラーと同調させて塗装
したことが判別出来ないように仕上げる
作業です。車のボディのカラーに調色し
て塗装作業します。
塗装作業完了後 塗装ブース(CAB-07)で乾燥します。
塗装作業の大まかな工程
下地処理
塗装面の下地づくり(サーフェーサー塗装)
表面の小さな傷を埋め塗料の密着性を上げ錆止めの役割が有る
赤外線ヒーター等で充分な加熱乾燥
サンドペーパーによる水砥ぎ
で表面を平滑に仕上げる
調色
ボディと同じ色を再現するために塗料の調色を行う。
120種類超の原色塗料から必要な色を必要な量だけ選び車のカラーによって調色する。
車ごとに配合は異なるため
何種類もの塗料を組み合わせて調色します。(塗料メーカー:カラーコードとして公表
新車でない限り、使用環境により退色等の変化が発生しているためデータ通りの調色では微妙な差異が有り、さらに高度な調色技術が必要になります。
ベースコート(中塗り)
丁寧に調色したカラーを
塗装します
クリアコート(塗装面にツヤを与え保護する役目)
紫外線による色の退色防止・耐候性の為に行います。
加熱乾燥
磨き仕上げ
塗装の工程の中で出来た小さな凹凸を平滑にし塗装面を美しく仕上げるためにバフやコンパウンドを使用して塗装面をポリッシャーで磨いていきます